震災

どんどん現実が明らかになってきました。
人間の想定をはるかに超えた自然のエネルギーにおそれを感じました。
戦後65年の中でもっとも苦しい現実にこの国はさらされています。
亡くなった方、行方不明の方、みなさんおとといの昼間まで日常の生活をされてたはずです。
あの地震の前に時間を戻したい。
この震災が悪夢であってほしい。
でも、時間は戻せない。
これから自分たちができることを考えなければ。
これは震災のあった地域だけのことではないんですね。
まずは節電。さきほど、ささやかですが募金もさせてもらいました。

さて、わたくしごとですが、お蔭様で主人は無事神奈川の自宅に帰宅しました。
約12時間かかりまいた。
土曜日の早朝に帰ってきました。主人の顔をみてほんとうにほんとうにほっとして。
主人本人はテレビを見ていなかったので各地の震災の映像を見ていませんでした。
テレビを見て、ここまで大きな被害がでていたのかと、あらためて自分が生還できたありがたさをかみ締めていました。
しかし、生還できたものの、この先、仕事がどうなるのかわかりません。
もう、会社は壊滅状態で仕事をできる状態ではないので、16日まで自宅待機、という連絡がありました。
とりあえず、明日はうちにいることになったのですが、神奈川県にある本社によばれるかもしれません。
私としては家族がひとつのところにしばらくいられるのは、安心なのですが。

そして、先ほど発表になった「計画停電輪番停電」の実施。
これによって企業の操業も混乱しそうです。
私は月曜日は通常通り仕事だと思っていたのですが、先ほど上司から電話があり、明日は全員自宅待機、ということになりました。
お休みになるのはうれしいけど、いまひとつ気分がはれない。
しかもこの「計画停電輪番停電」が長く続けば勤務も変則的になって仕事もすすまなくなるだろうし。
被災した人たち以外にも、別の形でこの災害の大きさの影響は日本全体に出てくるのだと思い知りました。

しかし、一番つらい思いをされてる被災された現地の方たちのことを思うと、無事だった者たちは、自分たちに課せられたことをしっかりと果たすことが大切だと、うまくいえないけど思いました。